じゃあ まあいっか

ジャマイカと算数と俺とエビ。。。

プロジェクトの集大成!繰り上がりの足し算を10のまとまりを使って教えたら、ジャマイカの子どもたちは理解できるのか?

こんにちは。ジャマイカで青年海外協力隊として算数を教えているフルタ(@Furuta_Jamaica)です。

 

これまで続けてきた足し算カイゼンプロジェクトですが、先日、とはいっても結構前だけど無事終了しました。

最後の一か月は、繰り上がりのある足し算(9+8とか)を教えました。

今までの2か月は、この内容を教えることを目標にやってきました。なので、ここが理解してもらえるかどうかはこのプロジェクトの出来を占う、まさに集大成なのです。

反省も込めて振り返ってみようと思います。

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目次

 

卵のパックで具体物操作

文章題から式を導いて、10以上の足し算だから違う計算を考えようという流れから10のかたまりを作る考え方に気付いたこどもたち。

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卵のパックとブロックを使って具体物操作をしながら考えます。

こんな感じで。

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量として数を見たり、数字を瞬時に答えたり、10+いくつを言えるようにしたりというような練習はたくさんしてきたので、具体物操作をしながらこの計算を解くのは思った以上にすんなり行きました。

 

ドリルの図で練習

ただ今まで学んできた通り、日本のようなスピードで進んだら絶対についてこれない子たちがいるのは間違い無い。

特に教具を配った時の生徒の集中力の続かなさが相当ジャマイカンだったので、先生たちと相談してワンクッションでドリルを挟むことにしました。

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こんなような図を使って、右のボールを消して左に入れるという内容。日本じゃこんなのあんまり見たことないけど、、、笑

ただ、これでわかったのは

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こんな感じで移動するところは理解できてるんだけど、結局一つずつ数えちゃってる子がいました。よく見ると一つ一つの丸に点が付いてますよね。

ひとつ前の10+いくつのところが定着していない生徒が多数いることが判明して、もう一回復習。

こんな感じで進んだり戻ったりしながら時間かけてやりました。ほんと時間かかりました。。。

 

あとは、先生が子どもたちに「言葉で説明させようとしていた」のがすごくよかった。

「10を作るためにはあと〇個必要だから、右から〇個持ってきて、10個と△個で・・・」

と子どもたちがブツブツ喋りながら問題を解いていたので、自分のやっている計算の意味が分かってきてるのかなぁとしみじみ。

 

数字だけでトライ

操作の意味が定着してきたところで、ついに数字だけで問題にチャレンジ。

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いわゆるサクランボ計算にジャマイカの子どもたちとチャレンジ。

最初は数字を分けてるところで意味がつかめない子もいましたが、さんざん具体物操作を繰り返してきただけあって少しずつみんなできるようになってきました。

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うまくなくても一生懸命自分の言葉で説明しながら計算をするこどもたち。先生も、「10にするにはあと何個?」とか「この丸はどういう意味?」とか、子どもたちが説明しやすいようにヒントをあげることがうまくなってきて、すごくいい感じでした。先生も上手になってる。

 

やっているうちにだんだん丸を省略したり、数字を書かずに答えを出せる子が増えてきました。

クラス一お調子乗りのこの子は

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こっちから一個とってぇ~

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こっちに入れるんだよぉ~

と説明しながら昼食の邪魔をしてくれます。最初は一桁の足し算すら全然できなかったこの子は、計算も説明も本当に上手にできるようになりました。

 

まだまだこれから

こんな感じで一応足し算についてのプロジェクトは終了しました。

実際にどれぐらい点数が伸びたかはまた違う記事で書こうと思いますが、正直「本当に」理解できている子は全体の半分くらいしかいない思います。

しかも被加数分解という大事なトピックには触れられずに終わってしまったし。

 

ただ、最初の目的だった「量」として数を捉える力は格段に伸びたと思います。

その力は位取りや、繰り上がり繰り下がりの指導で必ず活きてくるはず。継続して頑張っていこー

 

なにより新しい考え方や指導法を受け入れようと努力してくれた先生たちに感謝!!

 

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