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じゃあ まあいっか

ジャマイカと算数と俺とエビ。。。

【授業2】数は"ちぎって"分解する!生徒の変化から見えた「いくつといくつ」の感覚。

こんにちは。ジャマイカで青年海外協力隊として算数を教えているフルタ(@Furuta_Jamaica)です。

 

今回の授業は、一年生の最初に登場する大切なポイント!

こちらで教材研究した内容を実際に指導してみました。

子どもたちは、数の大きさのイメージを持ちながら、分解した数を見つけることができるんでしょうか!

 

目次

 

導入は子どもたちと

まず、最初は「数は2つに分けられる」ということを確認。

先生の導入での工夫

いきなり先生が予定になかったことやってくれた。

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女の子2人、男の子3人。5人は2人と3人に分けられる!

こうやって生徒を巻き込みながら授業を進めるのがジャマイカの先生はうまいなぁと思う。

 

テープのタイルを分けてみる

「人」から、「タイル」に。具体物から半具体物に移して考えてみます。

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こんな感じで、テープで貼った5個のタイルを2つのパーツに分けていきます。

 

本当は黒板の上をスーッっと動かして見せたいのはあるんだけど、ジャマイカの黒板はマグネットが付かないので、しょうがない。

 

ちぎって数を分解!

5個のブロックをこどもたちに配って、5を二つに分ける練習をしてみました。

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一つ一つを分け始めた子どもたち

まず気付いたのが、多くの子が共通して思っていたのと違うやり方をやっていたこと。

 

こんな感じで5こくっついているブロックを

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こどもたち、わざわざ一度全部外します。

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なんでだ?

それをまた、2と3に戻す。

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おおなるほど。さっきの黒板でのテープのタイルのせいかな?

 

段々わかってきた2つに分ける操作

何回も何回も繰り返しやるうちに、わざわざ全部外さなくてもできるぞ、と気づいてくる子どもたち。

 

こんな感じで、2をモギっとちぎってあげればすぐにいくつか分かる。残りはいくつ?3だ!

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こんな感じで数量を見ながら具体物操作をすることはジャマイカではあまりやらないら、個数の量感を持てて無い子が多い。こどもたちみんな理解できたかな。

 

ドリルで練習

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CPAステップのPICTORIAL(図)を見ながら分解の練習。

 

そして、何人かの子がやっていたこの書き込み。

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グループごとに丸を書きこんで「いくつといくつ」を分かりやすいように視覚化してました。

うまく抽象に移行できるかな。

 

今日の評価をしよう!

ここまで数を分解する練習を重ねてきたこどもたち。数字だけで答えが言えるかな?!

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「Five is 4 and?」と聞くと、3割くらいの子が「ワ~ン」といって残りの子がそれを聞いて真似して「ワ~ン」という。笑

 

うーん。最初はこんなもんか。まぁ積み重ねでしょう!もっとこつこつ継続していこうと思います。

振り返り

 今回はブロックを子どもたちに配布して、自分たちで具体物操作をしながら数の分解を練習してもらいました。

そして、先生が恐れていた「ブロックを配ったら授業がハチャメチャになる」ということはありませんでしたが、授業後半は確かに集中力を欠いている様子は見られました。

 

ブロック積み重ねたり

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とんがりコーン的な感じで指に装着したり。

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やっぱりブロックはあんまりよくないな。くっついちゃうだけに、変な形にくっつけたり銃を作ったり(笑)関係ないところで集中力を取られちゃう。

あと色も色々あって、この色はヤダとか誰々が盗ったとかそういうことになりやすい。

日本のタイルはお互いがくっつかないので何かを作って遊ぶこともできないし、指にはめて遊ぶこともできない。色も単調だから、そこでもめることもない。

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日本の教材は算数科として以外にも、授業に集中して進められるような工夫もされているんだ。改めてすごいなぁ~。

 

うーん、ただジャマイカのリソース的にこれしかないし、授業のルールを決めたり時間を決めたりうまくやれる方法を考えてみよう。

 

まとめ

ジャマイカではあまり浸透していない具体物操作を取り入れた指導にジャマイカの先生たちとチャレンジしてみました。

今まで、数字だけでやり方を教え込まれてきた中で、こどもたちも量の多さを視覚的に感じながら勉強できたんじゃないかなと思います。

ただ、教具の使い方や授業の進め方なんかで難しいところもたくさんある。

 

まあ始めたばっかですから。うまく授業を進められる方法をジャマイカの先生たちと見つけていこうと思います!

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