じゃあ まあいっか

ジャマイカと算数と俺とエビ。。。

見習おう。。ジャマイカのCalculation Timeとパラオのマスヒーロー

こんにちは、フルタ(@Furuta_Jamaica)です。

 

青年海外協力隊の広報誌、クロスロード12月号に興味深い記事が載ってました。

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パラオの算数教育の活動

気になった活動は大洋州にあるパラオで行われている活動。

 

それがこちら

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パラオでは、「マスヒーロードリル」という計算ドリルを用いての活動をやっているみたいです。

詳細としては、一日3~5分間でできる計算ドリルを一年間にわたって年間80回行うとのこと。

 

それって

Calculation Timeに似てる。。

 

Calulation Timeについてはこちら

furuta-yutaro-jocv.hatenablog.com

 

毎日短い時間で長期的に計算練習を続けていこう、という狙いでやっているプロジェクトとしてはすごく似ているんじゃないかな。

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比較してみた

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こう比べてみると、本当に似ているなぁ。

一日5分程度の基礎計算を、80とか90日とかの長いスパンでやる。というのがお互いのプロジェクトの共通点ですね。

 

とはいってもお互いのプロジェクトを参考にして作ったわけではないので、算数教育系の隊員が活動を進めていくと大体こういうところに行きつくのかなぁとも思います。

だとするなら、お互いの国がそれぞれ別々に1から作るんじゃなくて、色々な国で協力して活動してもいいと思うんだけどなぁ。

他の国がやってる活動やその成果物等を、見やすくまとめているツールはないんでしょうか?

 

知っている方がいれば教えてください!

もし無いんだとしたら、なんでJICAは作らないんだろうか?と少し疑問に思います。

世界70カ国以上にネットワークがあるこんな組織、他にないのになぁ。

 

 

数値的に違うところ

さっきの表を見て唯一違うのは、対象校の数ですね。

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ジャマイカでは今年大幅に減って65校。

パラオでは14校ということですね。

 

まぁ、パラオ国内に小学校自体全部で17校しかないそうですが。それもすごいけど。笑

 

この数値をみると、パラオの方はすごく手厚いサポートをできているだろうなぁと思う。

何人ボランティアがいるのかはまだ把握してはいませんが、複数人のボランティアが入っているみたいなので、みっちり見れているんだろう。

 

ジャマイカはボランティアが少ないうえに対象校が多い。

そのため、現状を全く把握できていなかったり、やり方がわからない先生に継続的なサポートをできていない。

しまいには、ほとんどやらずに一年を終える学校もある。

 

全国〇〇校に広まってます!!ってのは聞こえはいいけど、じゃあ本当に地道に効果を出しているのはどっちなんだろう。。

 

 

数値よりも、もっと重要な違い

ここまで似ているプロジェクトですが、実はお互いの本質を見ていると何か重要な違いがあるように感じるんです。

 

それを感じたのは、広報誌クロスロードに書いてあったマスヒーローの作成意図の言葉。

「算数の授業内容は理解できても、計算でつまづく、あるいは学んだことを忘れてしまっている児童が多くみられたことから、その解決策として作成。」

この文を見て、Calculation Timeとは違う大切なことを感じました。

 

それは、本当の軸である”授業”を大切にしている、ということ。

 

まず一番の根底に授業があって、そこで学んだことを習熟させるために計算ドリルがある。

これは、Calcution Timeが見習わなきゃいけないところだと思います。

 

例えばCalculation Timeで扱っているドミノの教材

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このドミノを使って足し算を練習する問題。うーん。。

まあこの内容が算数科的にいいか悪いかは置いておいて、一番疑問なのは「ジャマイカの先生が、日々の算数の授業でこれを扱ってるのか」ということ。

 

もし扱ってないなら、結局CalculationTimeの時間にしか使わないやり方で終わってしまうと思う。

 仮にこのやり方が算数的にいいんだとしたら、もっと先生に授業で使ってもらえるような活動をしていかなきゃいけないんだろうな。

 

 

まとめ

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これは中間発表で使ったスライドなんですが、伝えたかったのはCalculation Timeは授業の延長線上になきゃいけないということ。

授業で概念的理解を深めた後に、ドリルで反復をする。そこで身に着けた計算力を授業で活かす、というような関連性がなければCalculation Timeの効果はほとんどないんじゃないかなと思う。

 

当たり前のことですが、パラオの活動の話を聞いても見習わなきゃなと思わされました。

 

 

パラオの隊員の方々と連絡を取ることができるようになったみたいなので、他の国の人と一緒に活動するような未来があってもいいな!

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