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じゃあ まあいっか

ジャマイカと算数と俺とエビ。。。

研修会やってわかった。コツコツなジャマイカ人を育てよう

お昼休みの時間に、フライドチキンのCMごっこをするこどもたち。

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いい顔して食べますねぇ。

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途中から変顔大会になります。

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この子が抜群すぎてヤバい。笑

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ジャマイカの未来は明るいです。

 

 

こんにちは、フルータ(@Furuta_Jamaica)です。

先日から何回も投稿している、足し算の繰り上がりの教え方。

ジャマイカではMake 10 conceptと呼ばれています。

furuta-yutaro-jocv.hatenablog.com

 

教育省のワークショップでこのコンセプトについて話してほしいという依頼をいただいて、Region2内を周ってきました。

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ジャマイカの洗礼

プレゼンを準備して、いざ!と気合を入れて向かったところ、開始予定時間の30分前に同僚から連絡があり、

「今日みんないけなくなっちゃったから、一人でお願いしていい?」

とのこと。

いやぁ~きついね~。なんたって俺のプレゼン40分の予定が、いきなり持ち時間4時間に増加しましたからね。

ていうか、みんないけなくなっちゃうって何。まあ、協力隊っぽくって何か嬉しかったけど。笑

ここまでくると逆に焦らない不思議。

 

 

プレゼン内容

先ほども書いたように、Make 10 conceptを説明しました。

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真新しいコンセプトだけあって、先生たちもすごく興味を持って聞いてくれた。

ジャマイカの人たちは、結構新しいものを受け入れようという前向きな姿勢を持ってる人が多いなと思います。

 

まず最初にに伝えたことは、Make 10 conceptはどういう仕組みなのかということ。

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アニメーションを見せた後、実際にブロックと卵のパックを動かして10を作る操作を経験してもらいました。

 

実際にやってみると、「なるほど!」というリアクションをしてくれる先生が多かった。

具体物操作を何回か繰り返した後に、実際にプリントで計算問題を解いてもらいました。

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8割くらいの人はすぐに理解してくれたものの、やはり先生でもやり方が分からなくなっちゃう人もちらほら。特に「数を分ける」操作に苦戦している人が多かったかな。

 

でも、本当にみんな学んで帰ろうという前向きな気持ちで取り組んでくれて、Make 10 conceptの意味に関しては理解してもらえたといえるんじゃないかなと思う。

 

 

コンセプトよりも理解してほしかったこと

ただ、自分の伝えたかった一番大きなことはコンセプトの内容ではなく、このコンセプトで教えるためには色々な準備が必要なんだ、ということ。

 

10までの数の合成分解や、10の補数を見つける能力。

そして、英語を使うジャマイカでは「10+なにか」を教えることがとても重要です。

 

日本語では13は「ジュウ サン」と呼んで十に三がくっついてる感がイメージしやすい。

ただ英語では、「テン スリー」とは呼ばず、「サーティーン」という言葉に変換しなくてはいけない。そのため、13を一桁の数と同じように捉えていたり、10+3というイメージを持っていない子がとても多いんです。

 

このような下準備をしないことには、Make 10 conceptは絶対に教えられないよ、ということを口酸っぱく言いました。

 

 

ジャマイカ人の気質への挑戦

どの回も比較的いい雰囲気で聞いてくれたし、反応も良く、あぁ良かったなぁ~と正直満足しかけていました。

ところが、最後の質問の時、ある先生が言ったセリフ。

「明日からこの方法で教えるわ!」

 

んー。そう思ってくれるのは嬉しい。

でもそれと同時に、「入念な下準備が大切」というのが伝わりきっていないなと感じを受けました。教えといて何だよって感じだけど。笑

あの先生が、次の日に突然そのやり方をし始めて、下準備のできていない子どもたちが混乱し、やっぱ前のやり方に戻そ~ってなってるのが目に浮かぶ。笑

 

新しいものに対して「やりたい!」「面白そう!」と食いついてくれるジャマイカ人。僕はその前向きな姿勢はとても好きです。

ただ、彼らに本当に必要なのは、地道にコツコツと継続していくことなんじゃないかなと思う。俺なんかが偉そうかもしれないけれど。

 

このコンセプトについても、教えるためには地道な下準備が欠かせません。

3か月後にそれを教えるために、いまからこれをコツコツやっていきましょう。そして続けていきましょう。

そうやって逆算して地道にやっていくことの大切さを伝えられたらいいな。

 

 

まとめ

新しいことに心を開き、受け入れてチャレンジするジャマイカ人。その気持ちを継続して、コツコツ続けられるようにサポートするのが自分の役割。

それはもしかしたら国民性や気質であって、とても難しいことなのかもしれないけど。がんばろ~

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Twitter(@Furuta_Jamaica)ではジャマイカの日常をツイートしてます。